2026年2月、プーケット国際空港で入国審査に約1時間かかりました。出国審査でも同じく約1時間。トータルで旅の中で2時間を行列に使った計算になります。
「もっと調べておけばよかった」という後悔が残ったので、同じ思いをする人が少しでも減ればと思い、まとめておきます。
入国審査で1時間待った話
シンガポールからSQ728に乗り、プーケットに降り立ったのは2026年2月17日の朝10時過ぎ。ほぼ定刻でした。
入国審査のエリアに向かうと、列がありました。それなりに長い列が。「あ、これは待つやつだ」とすぐにわかりました。
並びながら、なんとなくスマホで「プーケット 入国審査 混む」と調べ始めました。ファストトラックというサービスがあるらしいことはわかりました。ただ、それを知ったのが列の中というのが問題で、今さら使えるのかどうかもよくわからない。結局そのまま素直に並び続けました。
待ち時間は約1時間。列の中にはロシア人らしき方々が多く見えました。水泳関連のスポーツ大会に参加する選手団らしきグループも混じっていて、なかなかの人数でした。
ちなみに予約していたホテルの送迎ドライバーはちゃんと待っていてくれました。そこだけはほっとしました。
出国審査でも1時間待った話
2026年2月22日、シンガポール行きSQ727は11:05発。2時間以上前の9時前には空港に着いていました。チェックインと荷物預けを終え、出国審査の列へ。
また並びました。また1時間。
入国のときより体感が長かったのは、「飛行機は待ってくれない」というプレッシャーがあったからだと思います。搭乗時間が決まっている以上、列がなかなか動かないと焦ります。入国のときは「ホテルの送迎車がいなくなったとしても最悪タクシーがある」と自分に言い聞かせられましたが、出国はそうもいきません。
妻が列に並びながら自分でスマホを取り出してファストトラックのサービスを調べてくれました。今回もあることはわかったけれど、その場で手続きするには時間がかかりそうで、結局使いませんでした。「事前に予約しておけばよかった」という話になりました。
結果として時間内に何とか出国手続きを終えラウンジには入れましたが、ゆっくりできる時間はほぼなく、軽くつまんですぐ搭乗口へ。本来なら落ち着いて過ごしたかったラウンジを早足で通過しました。
プーケット入国審査が混む理由
帰国後に調べてみると、混雑の理由がいくつか見えてきました。
プーケットは直行便でアクセスできる国が多く、リゾート需要も高い空港です。観光シーズンには世界中から旅行者が集中します。ロシアや中国からの観光客も多く、団体客が一度に流れ込むとカウンターが一気に詰まります。
空港自体の規模と審査ブースの数が、需要に対して十分ではないと感じました。私が到着した朝10時台も、実は混雑しやすい時間帯のひとつだったようです。とにかく「並んだ」という記憶が圧倒的に残っています。
対策その1:バンコク(スワンナプーム)経由で入出国する
バンコク経由というルートは、入国・出国の両方で選択肢になります。
入国の場合は、スワンナプーム空港(BKK)で入国審査を済ませてから国内線でプーケットへ移動するかたちになります。プーケット到着後は国内線扱いなので入国審査がなく、荷物を受け取ってそのまま出口へ向かえます。
出国の場合は、プーケットから直接出国するより、バンコクまで国内線で移動してからスワンナプームで出国する方が審査が早い傾向があるようです。出国審査で焦りながら並んでいたとき、「バンコク経由にすればよかったかな」と頭をよぎりました。
スワンナプーム空港は規模が大きく審査ブースも多いため、プーケット直接より流れがスムーズになるケースが多いようです。通常は40分程度、ピーク時でも1〜2時間程度という情報が多く見られます(調査ベースの情報です)。
ただし、国内線の乗り継ぎが増えるのでトータルの移動時間や乗り継ぎリスクは考慮が必要です。フライト時間や旅程によっては、バンコク経由の方が全体としてストレスが少ない場合があります。
対策その2:ファストトラックを事前予約する
プーケット空港には、有料で審査を優先通過できるファストトラックサービスがあるようです。
本記事執筆時点(2026年5月)の調査では、入国のみで1人あたり約8,000円、出国+ラウンジ利用がセットになったプランで約13,000円程度という情報があります(プロバイダーや為替によって変動します。最新情報は予約サイト等でご確認ください)。
重要なのは事前予約が必要という点です。妻が列の中でスマホを使って調べてくれましたが、その場で手続きするには対応できず、結局使えませんでした。「知ってはいたけど当日は使えなかった」というのが正直なところです。
混雑のピークは夜22時以降と言われています。深夜便で到着する場合は特に待ち時間が長くなりやすいようなので、ファストトラックの検討価値が高まります。
繰り返しになりますが、これは実体験ではなく調査ベースの情報です。使う場合は公式サービスや実績のある予約サイトで最新情報を確認してください。
対策その3:時間帯を工夫する
シンプルですが、混雑しやすい時間帯を避けるというのも有効な対策です。
プーケットへの直行便は、シンガポール・クアラルンプール・香港・東京などさまざまな都市から就航しています。複数の便が近い時間帯に到着すると、審査場に一気に人が流れ込みます。
特に午前中の10〜12時台、そして深夜22時以降は混みやすい傾向があるようです。逆に午後の早い時間帯(14〜16時頃)は比較的スムーズなことがある、という情報も見かけますが、これも便の状況次第で変わります。
到着時間だけで便を選ぶのは難しいですが、旅程に余裕があるなら「どの時間帯に到着するか」を意識しておくだけで多少は変わるかもしれません。
また、タイ空港公社(AOT)が提供する「SAWASDEE by AOT」というアプリで、空港ごとの混雑状況をリアルタイムで確認できます。出発前にインストールしておくと、現地での状況把握に役立ちそうです。
まとめ:事前に知っておくだけで全然違う
プーケット入国・出国の審査待ちは、「混む」という前提で行動を組み立てておくのが現実的です。今回の旅で感じたことを整理すると、こうなります。
- プーケット直接入出国は入国・出国ともに混雑しやすく、1時間待ちは珍しくない
- バンコク経由は入国・出国ともに選択肢になるが、乗り継ぎが増える
- ファストトラックは効果的と思われるが、事前予約が必要(当日列の中では遅い)
- 時間帯によって混雑に差があるので、旅程を組む段階で意識しておく
出国審査で焦りながら並んでいるとき、「なんでこんなに待たせるんだ」という気持ちがじわっと出てきました。シンガポールはあんなにさっさと通れたのに、というのも正直あります。
ただ、文句を言ってもどうにもならないので、次は事前に動く、ということだけ覚えておこうと思っています。

